Reports レポート

ニフティクリエイティブデザイン部の部員が参加した、「セミナー」や「展示会」のレポートです。

アイコン画像

担当- 田畑 智孝

日付- 2012年03月08日

これだけでなんとかなるデザインの基礎 第1回「メリハリ」

はじめまして。ニフティ クリエイティブデザイン部で、デザイナーチームのリーダーをしている田畑です。よろしくお願いします。
ここでは、今すぐ業務に活かせる、デザイン・レイアウトで大切な話を、解説していきます。


■重要なポイントは「要素のメリハリ」

早速ですが、デザインをする上でもっとも重要なのが「要素のメリハリ」です。
文字、イラストなど各構成要素の大きさや強さを同じにしないようにする、というお話です。

「あれ、なんか変だ」

こんなときは、大体いろんな要素が同じ大きさになってます。

「メリハリ」付けは簡単そうに見えて、意外と難しいです。
チームのデザイナーもすんなりできる人は少ないですが、
「メリハリ」のコツを掴んだ人は確実にデザイン力が上がっていきますので「コレだ」という感覚を掴んでもらえればと思います。

まず下の画像を見てください。

画像例1

よく見る文字画像ですが、微妙です。
要素のメリハリが少なくて、印象に残らないです。

そこで、下のようにしました。

画像例2

印象がガラッと変わったと思います。おお、吉祥寺!とわかります。
ここで調整した事は、

画像例2の説明

こんな感じです。
一番重要度が高いと思われるものから見た目を強くするように、文字の大きさ太さ、
行間を調整するだけでメリハリがつき、非常に見やすい文字画像になりました。


■コツは構成要素に合わせた「特大、小、極小」

では、今度は下の画像を調整してしてみます。

画像例3

こうなりました。

画像例4

大分見やすく、バランスよくなりました。
調整する時のコツは、構成要素に合わせた「特大、小、極小」というメリハリを意識することです。
(わざわざ「特大」とか「極小」と言っていますが、大きく(小さく)するにも、中途半端はよくないからです。)

画像例4の説明

ちなみに、「特大、小、極小」の呪文は、文字の大きさ太さに関わらず、色の明暗、濃淡、形、余白の取り方等など、
今後も基礎の考え方になっていきますので、覚えておいてください。


■これを踏まえると、デザインが楽しくなる

この考え方を踏まえて、世の中に出回っている「カッコイイ」「キレイ」と言われるサイトや雑誌、広告などを眺めてみると、
とても上手く「特大、小、極小」に沿ったメリハリが付けられている事がわかると思います。

メリハリのつけ方に「コレ」といった正解はありませんが、大多数の人が「なんか気持ちいいね」と感じるバランスは存在しますので、
そこを見つけられると、ものすごくデザインが楽しくなりますよ。

以上、第1回「メリハリ」編でした。