Reports レポート

ニフティクリエイティブデザイン部の部員が参加した、「セミナー」や「展示会」のレポートです。

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担当- 田畑 智孝

日付- 2012年05月09日

これだけでなんとかなるデザインの基礎 第2回「文字詰め」

こんにちは。デザイナーの田畑です。
内容がどうしても自画自賛になるため、もしかしたら自分の心が一番鍛えられているんじゃないかと思われるデザインの話、第2回です。

前回からちょっと開いてしまいましたが、今回は「文字詰め」についてです。


■文字詰めってなに?

普通に文字を打ったあとに、特定の文字間や行全体を詰めたり、空けたりする作業です。
厳密に言うとトラッキングとかカーニングとか色々分けて言いますが、めんどくさいので、
ひっくるめて「文字詰め」と、自分たちは呼んでいます。

そして、普通に文字を打った、いわゆる「ベタ打ち」ではダメなのか、と言うと、
ソレだとフォント的にキレイに並んでいるだけなので、そこは人間様が見てキレイに感じるように手を入れないといけないのです。


■文字詰めするだけでぐっとソレっぽくなる。

メインイメージのタイトル、コピーや、見出しなどの画像文字を作成する場合、
文字詰めをキレイにするだけで、ぐっとソレっぽい物を作ることができます。

まず、文字詰めなしのベタ打ちだと…。


こんな感じですが、文字詰めをすると…。


なんと、こんなに読みやすくなります。
特に、カタカナのところなどはかなり違いますね。


■なんで文字詰めした方がきれいなの?

文章でうまく説明する自信がないので、下の画像をご覧ください。

【ベタ打ち】


【文字詰めあり】


この二つの画像を見比べると、
文字詰めした方は、黄色い文字間部分と黒い文字部分の見た目の面積に極端な差が出ておらず、
バランスがよくなっている事がわかると思います。


■文字詰めの仕方

では実際に文字を詰めます。
操作方法はツールによって違いますので、どこをどれだけ詰め(空け)たら良いのか、と言うお話ですが、
基本的には、文字と文字間の余白の面積、さらに、隣り合う文字が接するポイントを意識して作業します。


あとは、これらを応用して何度も練習してコツを掴むしかないですが、
文字詰めという作業は何がいいかというと、特に難しく考えることもなく、特殊な作業もないので、
練習すればするだけ上手くなれるところでしょうか。

自分はesquire日本版(休刊)や、マガジンハウス系の雑誌などのコピー、見出しを参考にして、同じように文字組みを試したり、
かっこいいバナーを保存して、それと同じようなものをうろ覚えで作ってみる、ということをやって練習していましたが、
それまで文字詰めなんてほとんど知らなかった自分が、数年でこんな講釈を垂れられるようになっている所からも、効果的と言えるでしょう。

文字詰めが上手くなると、それだけでデザインのクオリティがあがりますので、ぜひともマスターしてほしいです。

以上、第2回「文字詰め」編でした。