Reports レポート

ニフティクリエイティブデザイン部の部員が参加した、「セミナー」や「展示会」のレポートです。

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担当- 赤池 智美

日付- 2012年09月05日

【ぴよぴよ通信第14回】写真家・冒険家の石川直樹氏について

ぴよぴよ通信
ひよこデザイナー2人が日々勉強しているデザインのこと、展示のレポートなどをお届けするレポートです。


みなさんこんにちは。赤池です。
今週は私の好きな写真家・冒険家の石川直樹氏について書きます!


【目次】
■石川直樹氏略歴
■数々の著書と写真
■石川氏の言葉から考える「旅」


■石川直樹氏略歴

石川さんは、写真家・冒険家として世界中を旅した経験を持っています。
高校生のとき、一人でインドに旅をしてから世界へ目が向くようになり、
さまざまな国へと繰り出すことになります。

海外だけでなく日本の小さな離島や辺境にも赴き写真を撮っています。
23歳のときには北極点から南極点をスキー、自転車、カヤック、徒歩などの人力で突破する
「Pole to Pole 2000」日本代表に選出され参加。

24歳でチョモランマ(8848m・チベット)に登頂し、当時の世界最年少で七大陸最高峰登頂を達成しています。

他にも彼の旅の記録は書ききれないほどあるのですが、
その都度カメラを持ち歩き、一般の人が見ることのできないさまざまな風景や人間の
表情をとらえています。

公式サイト

私は大学では写真を専攻していたので、写真からその存在を知ることになりました。
日常では見られない風景、地球の姿をとらえた写真は非常に魅力的でした。


■数々の著書と写真

写真集はいままでに8冊刊行されています。
彼の写真は「見たことのない世界をおさめる」という写真の根本的な強さを持ちつつ、
出会った人や景色に対する、嫌味のない素直でまっすぐな視線が魅力となっています。

日本列島近くの島々を旅した「ARCHIPELAGO」では同じ日本でも
民族が違う人たちの生活はこんなにも新鮮に映るのかと驚かされます。

石川さんは写真とともに冒険の内容や記録をつづった本もいくつか出しています。
もともと写真がきっかけで知った石川さんですが、
一度文章を読む機会があり、その魅力に引き込まれました。
そこから彼の著書を一気にそろえ、読破しました。

わかりやすい文章でつづられた旅の記録は自分もその旅を経験できたような、
本当にわくわくした気分になります。
熱気球での太平洋横断挑戦、チョモランマ登頂の様子、コンパスを使わないカヌーでの旅…
毎回毎回本を読みきるのがおしい気持ちになるほどです。
冒険をすること、旅に出ること、そしてその先に何が見えたのか。
ただの記録ではなく未知の世界で経験し、得てきた感覚を彼は伝えてくれます。


■石川氏の言葉から考える「旅」

数多くの旅と世界を経験してきた彼の言葉の中でも、一番心に残った一文があります。
中高生向けのヤングアダルト新書で発行された 「いま生きているという冒険」という本での一文です。

「現実に何を体験するか、どこに行くかということはさして重要なことではないのです。
心を揺さぶる何かに向かい合っているか、ということがもっとも大切なことだとぼくは思います。」

この言葉には非常にはっとさせられたとともに、私は勇気づけられました。
石川さんの本を読むたびに「よし!私もどんどん世界に旅しよう!!」とは思ったのですが、
現実はそううまくいかず(笑)
あーやっぱ日本いるだけで、どこにも飛び出せないのかなあという気持ちになっていたところにこの言葉に出会いました。

なぜ人間は旅に出るのか。冒険を求めるのか。
自分のいる環境から、新しい世界へ飛び出すことに意味がある、
ということを教えてくれた言葉です。

どこにいても、どんな環境にあっても、自分の心揺さぶるものを探そうとしているか。
いまここにある小さな世界から、その先にある大きな世界を経験していく。

いま自分の置かれている環境をもう一度考え、
次どこに向かうべきなのかを考えさせられました。

自分自身が見知らぬ世界を経験する1つの方法として石川さんは旅に出ています。
私は、自分にとっての「心揺さぶるもの」を常に探していきたい、と思いました。