Reports レポート

ニフティクリエイティブデザイン部の部員が参加した、「セミナー」や「展示会」のレポートです。

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担当- 三瓶 香奈

日付- 2012年09月10日

アイディアを形にする

クリエイティブデザイン部のディレクター、サンペイ(本名)です。
しばらく前のお話になりますが、GREEN GIRL主催トークイベントにお邪魔してきました。

第3回テーマ 頭の中の『アイデア』を『形』にする
『社外にクリエイティブな同期をつくろう2012』@co-ba渋谷
第2回の参加レポ
ぽんぽんアイディアが出てくるタイプと
うんうんうなってアイディアが出てないタイプが世の中にはいます。
「アイディアは慣れだ!思考法だ!」と言えど努めども
埋めきれない性質差ってものがあります。

今回のゲストは、ウォンテッドの仲さんとオモコロのシモダさん。
ふたりともアイディアマンでした。

ここでは仲さんのお話をとりあげてみます。

仲 暁子  (なか あきこ) ウォンテッド株式会社代表取締役

1984年生まれ、子供時代をアメリカで過ごす。
日本の大学を卒業。
外資系投資銀行へ就職。2年後に退職。
イラスト投稿サイト「Magajin」を立ち上げる。(学生時代からの夢は漫画家)
Facebookに入社、半年後に退職。
ソーシャルリクルーティングサービス「ウォンテッド」を立ち上げる。

Twitter:@acanocic

仲さんは[2年後のあたりまえを作る]をコンセプトにして会社を作りあげていった。

「無名でも、宣伝マーケティングが上手くなくても、
従業員が共感できれば仲間が増えていくような求人システムを作っていきたい」

アイディアの価値

アイディアと成功に関するシンプルな極意は2つ。
 ・ 思いついただけのアイディアに何の価値も意味もない
 ・ 最後までやめなかったものだけが残る

新商品、新サービスの登場を目の当たりにして「それ私も思いついてた!」なんて
思わず言ってしまった経験がある人もいるだろうけれど
実現した人と、後で思った人の違いはたった1点だけ。思いつきを実現させたかである。

それだけ?

それだけ!

アイディアなんて誰でもいくらでも思いつく。
アイディアそのものに何ら価値などない。
最後までハードルをクリアしつづけたかどうか。

それだけだと語っていた。

仲さんのアイディア実現4段階

第1~3段階あたりは明日からの参考にどうぞ。

第1段階: アイディア
必要なのは冴えた脳みそと話し相手。飲み屋トーク。
Tech Crunchなどの情報収集からの発展。

第2段階: ふわっと形にする
最初に必要なのはノートとペンだけ。
メモする。書き出す。自由にはばたかせる。

次にプロトタイプづくり。
この段階をスキップしてプロダクト化するのは間違っている。
まずは紙におとしこもう。ペーパープロトタイピング推奨。

プロトタイプは人にシェアするほどよい。
人の意見を聞いてアイディアはブラッシュアップされていく。
案を盗まれるかも!などと怯えて隠す必要はない。
行動に起こす人は稀であり、最終的なアウトプットは別物になるから。
プログラム音痴な初心者はRuby on Rails がオススメ。

第3段階: かちっと形にする
作りたいサービスのコンセプトや目的が明確であればあるほど、
この頃に賛同者も増えてくる。必要なものが見えてくるし、道が見えてくる。

しかし、一方でそろそろアイディアマンは飽きてくる。
次のアイディアが目の前をちらつくからだ。

このあたりで大事なのは信頼できるパートナー。
できれば、自分にない特性を持っているタイプ。
自分がアイディアタイプ(作る人)なら、管理や地道な作業を得意な慎重派、
またはビジネス面をサポートする経営者脳を持つ人など(管理する人)がいると相互で補い合える。

ex:
ディズニー兄弟、兄ロイ&弟ウォルト。
Facebook、ザッカーバーグ&ダスティン。
HONDA、創業者の2人

第4段階: 超ガッチリ形にする
ビジネスとして成り立つか、どのようにプロモートしていくかなど、戦略を細かく策定しながら、
起業者であれば資金を得るなど経営戦略もふくめたプランをたてつつ、サービスを練り上げる。

アイディアより大切なもの

共感メッセージをコンセプトコピーとして外に出し続けていくと、
出し続けるうちにブランディングになる。
なんども口に出して言ったり、メッセージとして外に出していると、
それが自分自身をも洗脳してブレない世界観となる。

アイディアより大事なのは世界観だと語っていた。

一例。
ソフトバンクモバイルの回線はドコモやAUに比べ、繋がらない、弱い、という印象がある人が多いだろう。
しかし、twitterで繋がらないと孫社長へ直談判すれば調査します、改善しますと答えてくれる。
イベントでも、臨時基地局を増設する車をよく見かける。政府の「光の道」、構想に取り組んでいる。
「ソフトバンクはとても前向きにきめ細かな対応をしてくれる企業だ」と国民に印象づいてはいないだろうか。

おわりに

「手の内(成功法)を明かしてしまっていいの?誰かにまねされない?」

ノウハウ系ビジネス書の著者はしょっちゅう質問をされるそうだ。
実はノウハウなど明かして問題ないのだそう。
なぜなら、読んだノウハウを実際に試す人は読者の4割以下しかおらず、
最後までノウハウをやりとげる人などゼロに近い。そんなもの著者の脅威リスクにはならないのだ。

世の中の成功した人すべてに共通するのは「途中で止めなかったこと」

あきらめたらそこで試合終了ですよ。