Reports レポート

ニフティクリエイティブデザイン部の部員が参加した、「セミナー」や「展示会」のレポートです。

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担当- 柳沼 志帆

日付- 2013年03月07日

SMW:メディアの特性に気づくこと

ソーシャルメディアウィークとは?

2013年2月18日~22日まで、ニューヨークをはじめ、世界10都市で
同時開催された「ソーシャルメディア」を考える巨大イベントが「ソーシャルメディアウィーク」です。
初のイベント開催から4年目の今年のテーマは「オープン&コネクテッド=開かれて繋がる」。
世界をよりコラボレーティブにしてゆく7つのキーワードを主軸にし様々なカンファレンスが行われました。
※開放性、包括性、透明性、協同、共創、連携、アジリティ

数多くのカンファレンスの中で、イベントに参加したクリエイティブデザイン部員の多くがチョイスしたのは、2月20日に行われた
物語とソーシャルメディア」の回でした。広告業界の人たちが語るソーシャルメディアについての講演です。
こちらの回について、カンファレンスの概要と、参加者の感想を掲載していきたいと思います。

■人の心に残る「物語」 / 赤池(デザイナー)
■CMプランナー 高崎卓馬さんの言葉 / 鈴木(デザイナー)
■消費者への「伝え方/伝わり方」 / 村上(ディレクター)
■メディアの特性に気づくこと / 柳沼(ディレクター)

■コンテンツ作りについて感じたこと&気づき

・物語を作るとき、「課せられた命題」を通じて、
クライアントが目指している「本当の目的」を考え、組み立てていく
「先を見通す力」が大事である。

・「物語」づくりで圧倒的なパワーを発揮するものは音楽。
音楽のチョイスこそが世界観の広がりを作る。

「見た目の絵」「言葉や文字」そして、その行間を埋める音楽。
今回、代表作として、出された作品がどれも「言葉が多い」のが特徴だった。
「物語」にナレーションが入ったり、コピーが雄弁だったりするにつれ、
見るものは、視覚や聴覚をフルに働かせる必要にかられる。
そのため、時に、受けとる人にとっては、
「理屈っぽさ」や「うるさがられる」ことにも繋がる。

代表作として出された作品の数々が、より「物語」を見る人の心に
印象づけることができ、名CMたるのは、やはり音の選択の絶妙さが
担っているのではないだろうか。

例)サントリーローヤル

「サントリー」は砂漠でのサーカス団とランボォらしき、シルクハットで正装の青年がでてくる。
映像の中は西洋なのか、東洋なのか、無国籍な様相だ。
そこに無国籍な曲(マーク・ゴールデンバーグのQUEEN OF SWORDSだそう)が乗ることで、世界観の統一がなされ、
作品としての完成度を挙げていると思う。

例)JR東日本東北新幹線東京-新青森間開業キャンペーン「MY FIRST AOMORI」

青森のキャンペーンも、同様に青森の絵と槙原敬之の素朴な歌声が、気取らない
日常の一コマを切り取ったような映像にマッチして世界観を形成していると思った。

・ソーシャル時代での「物語」の作りかたは、見ている人みんなが「いいね!」
と思える物語を考えること。

「いいね!」は、
・見た目のおもしろさ
・かわいい(おいしそう)な写真
・感動する文章
に直感で反応できるものが押される。

さらに、それをバイラルさせるには、「調べたらなんでもそこそこわかる」時代だからこそ、
簡単に調べるぐらいでは分からないこと、「自分が発見した!」と
周りにアピールできるようなことを考えて組み立てていくといいのではと感じた。

・メディアの特性に気づいて、そのメディアでしかできないことを考える。
アレもコレも、と目的を盛り込みがちだが、欲張らず、データに振り回されないのが大事。
また、Webでしかできない、スマートフォンでしかできないなど、
メディアや、デバイスに特化したコンテンツ作りを考えていくことも、
利用価値を上げるのには重要なのだと思う。